実は私、写真を撮るのは大好きなのですが、
撮られるのはとても苦手で。
カメラを向けられると、どうしても緊張してしまって、
自然な表情ができないんです😆
そんな私に、いつもお世話になっている
ある起業家の女性から貴重なアドバイスをいただきました。
「ゆみこさん、お写真載せなきゃだめだよ」
確かに、ピアノ教室の先生として、
生徒さんや保護者の方々に親しみを感じていただくためには、
私自身の表情や雰囲気を伝えることも大切ですよね。
そこで思い切って、Cちゃんと一緒にパチリ!📸

今後は生徒さんと一緒の写真もたまに投稿していこうと思います。
さて、今日はCちゃんのレッスンで
とても考えさせられることがありました。
私が子供の頃は「これを弾いてきて」という宿題を出されると、
生徒さんは自分で譜読みをして、曲想を考えて、
自力で音楽を作り上げてくるのが当たり前でした。
時間はかかるけれど、その過程で音楽的な感性や読譜力、
表現力が自然と身についていったものです。
でも今は、先生から新しい曲を渡されると、
すぐにYouTubeで検索して「こんな曲か〜」と、
あっという間に曲の全貌を把握してしまいます。
確かに音は正確に弾けるようになるのですが、
自分なりの解釈や表現を考える前に、
既存の演奏を聴いてしまうため、
どうしても「真似」の演奏になりがちです。
音は合っているけれど、
自分で考えない演奏になってしまっているのです。
便利な時代だからこそ、私たち指導者は
「自分で考える力」を育てることにより一層力を入れる必要が
あると感じました。
もちろん、YouTubeなどの動画は中には
素晴らしいものもあります。
(素人がテキトーに指導してるのもあるけど🤣)
プロの演奏を聴くことで、
音楽の美しさや多様性を知ることができます。
でも、まずは自分の力で楽譜と向き合い、
自分なりの音楽を作り上げる体験をしてほしい。
その上で、他の演奏家の解釈を聴いて、
自分の表現をさらに豊かにしていけるような
指導を心がけたいと思います。
先日のCちゃんのレッスンは、
私にとっても大切な気づきをくれた時間でした。
時代が変わっても、音楽の本質的な喜びや、
自分で考える力の大切さは変わりません。
これからも生徒さん一人ひとりと向き合いながら、
音楽の楽しさを伝えていきたいと思います。