Rちゃん、片手練習に集中して
取り組んでいました。

しっかりと音を確認できていたかな?
両手で弾けるようになった生徒さんでも、
レッスン中にこんなことがよくあります。
「あれ?その指で弾くんだっけ?」
「ここの音は楽譜に書いてある音かな?」
このような間違いが起こった時、
私はすぐに片手練習に戻ります。
なぜなら、生徒さんの間違いには
必ず理由があるからです。
音を間違えてしまうのは、
本人が勘違いをしているため。
指を間違えてしまうのは、
指の癖や指の独立ができていないことが原因です。
片手で集中して練習することで、
生徒さん自身も
「ハッ」と間違いに気づきやすくなります。
両手で弾いている時には
見過ごしてしまうような細かなミスも、
片手練習なら発見できるのです。
私の教室では
「テキトーに弾くのは禁止」を
モットーにしているので、
できるまでしつこ〜く練習が続きます(笑)。
生徒さんには申し訳ないですが、
この丁寧さが上達への近道なんです。
さて、Rちゃんの話に戻りましょう。
発表会までに独奏曲が
暗譜できそうな感じに仕上がってきました!
ところどころ暗譜で弾けている部分も増えてきて、
とても頼もしく感じています。
この調子で確実に
発表会までに仕上げちゃいましょう!
Rちゃんの努力が実を結ぶ日が楽しみです。
次回のレッスンでも、
一つ一つの音を大切にしながら、
丁寧に練習していきましょうね。